【スーパーマリオ64】ハナチャンの生態について

こんにちは。

Yahooブログがサービス終了とのことで、ブログを移行しました。

今後ともよろしくおねがいいたします。

 

挨拶だけの記事を書くのももやもやしますが特に書くこともないので、先日行われた「マリオ64☆120枚RTAリレー10周年記念大会」で2日目6区を走らせていただいた際に話した内容を記事にしておきます。

 

 


 

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突然ですが、ハナチャンは芋虫です。

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Wikipediaの記事より


しかし、ハナチャンは人間よりも遥かに大きく、10メートルはあろうかというサイズです。

ここまで大きい昆虫は、現代の地球には生息していませんよね。

 

これは一説には、昆虫の呼吸器では効率的に酸素を取り込めないことが原因と言われています。
事実、酸素濃度が高かった3億年前には、翼開長75cmにもなる巨大トンボ「メガネウラ」が実在していました。

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ハナチャンが自分の家の天井の上に水を貯めていた理由。
そして天井を壊されて怒った理由。
もうおわかりですね?

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水によって天井から侵入する酸素濃度の低い外気を遮断し、また溜まった水を電気分解することで、生存に必要な高い酸素濃度を保っていたのです。

 

ハナチャンの部屋の下に存在する赤コインの部屋の出入り口ですが、あれは排気用です。

昆虫も動物ですので、当然呼吸によって二酸化炭素を排出します。

この二酸化炭素ですが、比重は酸素と比べて重いので、自身は網の上で生活し、その下に排気口を作ることで効率的に二酸化炭素を排出しているわけです。

 

しかし、マリオは無情にもそんなハナチャンの命綱ともいえる天井に穴を空けてしまうのです。

 

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マリオが天井に穴を空けたことで生命の危険を感じたハナチャンは、酸素濃度の低下と共に薄れる意識の中、パニックに陥りマリオに襲いかかってきます。

マリオがハナチャンを退け、マリオがスターを取ると、洞窟内の酸素濃度が低下したことで巨体を維持できなくなったハナチャンが、その体を縮ませて落下していきます。

その去り際には、自らの命綱をいたずらに断ったマリオへ許しの言葉を残しています。

おそらくこの時点でハナチャンの命はもう風前の灯火でしょう。
こんな目にあっても許してくれるハナチャンは温厚な生き物ですね。

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ご清聴ありがとうございました。

引き続きマリオ64をよろしくお願いいたします。