かつて、日本将棋連盟公式の段位認定が受けられたゲームがあります。
80〜90年代を代表する将棋ソフトである森田将棋シリーズの一部の作品には、棋力認定機能がついていました。*1
つまり、このゲームの棋力認定は、ある程度当時の棋力の基準を反映したものであると考えられます。
ところで、現在最大手の将棋対局サイトである将棋ウォーズの段位が甘く、ここの初段は本当の初段じゃないなんて話をきいたことがあります。
私は将棋ウォーズ世代なのでよくわかりませんが、せっかくなので森田将棋64で初段を取れるかを試してみましょう。
試験内容
1局ごとに持ち時間が短くなる対局5局が終わったら、対局の成績に応じて初級から上級コースまでを選択でき、次の一手問題20問を解く流れです。
免状申請のためのパスワードが表示される次の一手問題は一度のみ受けられます。(パスワードがなくていいなら何度でも受けられます。)
対局
かなり楽に5勝しました。
一番短い持ち時間だと10分30秒ですが、将棋ウォーズに慣れているせいで別に焦ったりはありませんでした。
次の一手問題
20問中19問正解でした。
比較的簡単な問題が多いです。しかも問題の一部は三択です。
結果
三段でした。多分この難易度だと当時でも相当温そうな気がします。
同じ64の最強羽生将棋の棋力認定があるので、次回こちらも受けてみて比較してみようかと思います。
*1:当時の将棋連盟のいい収入源でもあったそうです。