このところ案外多い昔のゲーム機の将棋ソフトの棋力を検証しているような動画や記事。
中にはエミュレータや互換機を使用しているものもあります。
しかし、検証に厳密性を求める場合、エミュレータや互換機を使うべきではありません。
完全にエンタメに振り切ってるならともかく、おそらくエミュレータの不具合を元のゲームの不具合だと思い込んでゲームを不当に悪くいっているような動画を複数見つけたのでちょっとまずいなと思いまして、このような記事を書きました。
(脱線しますがそもそもどんなゲームであろうと互換機やエミュレータなどの非純正環境でプレイする場合は、常に作品側でなくそれらの環境側の問題である可能性を考慮すべきです。また、アナログブラウン管と現代のデジタル液晶や有機ELでは表示方式によるにじみや色合い、表示範囲などの差もあるので、実機でも見た目的には当時と違う部分が発生するケースがあります。)
これは将棋以外のボードゲームに関しても言えることかと思いますので、参考にしてください。
- 1.高度なゲームAIでは些細な差が指し手に影響を与えることがある
- 2.レトロゲーム機特有のマイナーな拡張チップを十分な精度で動作させられないことがある
- まとめ